しぼりたてチャイナ

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これがないと生活できない?  IT 先進国中国でよく使われているスマホアプリ27

  

 

 

世界をリードするアメリカの超巨大IT企業であるGAFA (Google, Amazon, Facebook, Apple)に対抗して、中国でもBATH (百度,阿里巴巴,騰訊,華為)といった巨大企業がスピード躍進を遂げています。

 

いまや世界のIT企業トップ20はほとんどがアメリカと中国企業の占有空間と化しているのが現状です。

 

そんなIT大国中国ですから、国内で開発されているスマホアプリはもう使いやすいのなんのって。

 

やたら便利なんだよ!!!

 

なんだかよくわからない前置きになってしまいましたが、今回はそんな中国のハイテク事情をのぞき見するために、中国での生活に欠かせないアプリを30個まとめてみました!

 

 

 

 メッセージアプリ

 

1、微信(ウィーチャット) 

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中国で使用されているアプリの中で圧倒的な地位を誇るのは、間違いなくこの微信です。メッセージアプリとしてのユーザー数はWhat's app、 Facebook についで世界第3位の11億人(!!)。中国でスマホを持っている人なら必ず使用しているでしょう。

 

シンプルなチャット機能のほかに代表的なのが、友だち同士で簡単にお金をやりとりすることできる機能と、登録した人にしか見られないタイムライン機能。

 

それ以外にもスマホの通信料を支払えたり(電話番号さえあれば他人のスマホにも振りこめる)、列車のチケットが購入できたり、滴滴タクシー(中国版Uber)を呼ぶことができたりと、たくさんの機能がそなわっています。

 

あと大事なのが、忘れてはいけない「公衆号」機能。メッセージアプリ版のメルマガみたいな感じでしょうか。登録すると購読することができます。企業や大学、地方政府の公式の公衆号から、個人で運営している公衆号まで、それぞれが得意分野で文章を書いています。ニュースメディアとして、娯楽代わりとして、情報収集のためにはなかなか質の高い情報を集めることができます。500人登録したところから現金収入化できるので、大量の人口が参入しています。

 

 

2、QQ

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QQも10億人に迫るユーザー数を誇るおばけメッセージアプリです。微信に比べて友だちと交流するための機能が重視されていて、自分のページをカラフルにデコレーションできたり、フォントや画面をカスタマイズすることができるなど、どちらかというと若者向けのサービスが充実しています。mixyみたいなイメージがあります。

 

微信ではやりとりできるデータサイズに限りがあったり、送られてきたデータを放置しておくと期限が過ぎて閲覧できなくなったりしてしまいますが、QQではそれがありません。なので、大きなデータをやりとりする授業のグループでは先生たちも好んでQQを利用します。

 

そしてなにを隠そう、実はこちらも微信と同じ会社である、テンセントが開発しているアプリなんです。 しかも微信よりも先に開発されました。

 

テンセントの企業内でお互いに競争させることによって、サービスの差別化を狙っているんだそうです。このふたつのアプリで中国を支配してしまったようなものですから、大成功ですね。

 

 

買い物アプリ

 

3、支付宝(アリペイ)

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支払い機能がメインの、アリババの主力アプリのひとつです。微信とともに中国から現金を消滅させた張本人です。

 

あまりにも機能が多すぎて、把握しきれないくらいです。できることが多すぎる。

 

お金のやりとり、チャット機能、各種チケットの購入はもちろんのこと、クレジット機能、水道代電気代公共料金の支払い、海外での通信サービスの支払い、交通ICカード機能、シェア自転車機能、、うーん、見てたら知らない機能がドバドバ出てきたので、このへんにしておきます。

 

4、淘宝(タオバオ)

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文字どおりなんでも購入できます。正規の商品も買えますが、うまく検索をかけると、結構とんでもないものまで掘り出すことができるので、現代の闇市みたいな性格もあります。

 

どんなものが買えるのかについては、以前記事に書いたことがありますので、興味があるかたはぜひご覧になってみてください。

まさかの中国 なんでも手に入るアリババの買い物王国、タオバオで買えてしまうびっくりな物まとめ - 限りなく原汁に近いチャイナ

 

あとAmazonとちがって最高なのが、バイヤーとチャット機能でやりとりができることです。向こうも向こうでしっかりと人を配置しているので、何か質問をすると俊速で返信が返ってきます(機械返信の場合もある)。どこもみんな超丁寧に応対してくれるので、まさに神対応です。うまくやれば値切ることもできます。

 

5、京東(ジンドン)

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正規商品の取り扱いでタオバオに差別化をはかり、全国企業にのし上がったつわものです。こちらも中国では超巨大企業です。やはりなんでも買えるのですが、タオバオほど変なものは売っていません。私はよく本の購入に利用しています。

 

6、閑魚

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タオバオ傘下の中古商品専門サイトです。日本でいうメルカリみたいな感じでしょうか。新品だけれど訳あって正規には販売できないものなども売っています。私はこいつでギターとKindleを格安で購入しました。

 

7、盒馬

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アリババが主体になって始めた、生鮮食品のスーパーとネット販売を組み合わせたサービスです。

 

タオバオなど従来のネット販売サービスがカバーしきれなかった、日々の生活に欠かせない生鮮食品の分野をネット世界に取り込むということでセンセーショナルに報道されていましたが、2019年ころには次々と撤退が始まります。

 

しかしここへきて新型コロナウイルスの流行にともない、スーパーへ行かずにいいものを買うことのできるこの分野が急激に需要を増やしてきました。

 

生鮮食品のネット販売は他にも「叮咚买菜」「京东到家」「每日优先」「美团买菜」など、多くの企業が参入しはじめている分野です。
 

 

買い物アプリはこの他にも、本の販売で有名な「当当」や、安価な商品を扱って農村部で爆進を続ける「拼多多」 なども超有名な買い物プラットホームです。

 

 

知る

 

8、百度(バイドゥ)

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中国版のグーグルとも呼ばれるこの百度は、日本でもけっこう名前を聞きますよね。中国では圧倒的に利用されている検索エンジンですが、正直いってグーグルほど使いやすくはありません。グーグルでは世界中のあらゆる空間にアクセスできるのに対して、百度は中国国内だけ、しかも情報のクオリティが雑多で、とっちらかっている感じがあります。

 

調べる内容によっては、直接ウィーチャットや、このあと紹介するウェイボーやジーフーで検索したほうが、確実で質のいい情報が手に入ることがあります。

 

9、微博(ウェイボー)

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こちらもよく名前を聞くと思います。中国版Twitterとも呼ばれるウェイボーです。テレビの中国関係のニュースで流される動画によく、「ウェイボーより」と表示されていることからわかる通り、今まさに起こっていること、流行っていること、話題になっていることに強いプラットホームです。

 

利用者数が5億人近くもいるので、中国でマーケティングをする際などには欠かすことのできない

 

10、知乎(ジーフー)

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良質の質問サイトです。海外でよく利用されているQuoraの中国版サイトといっていいでしょう。日本語版のQuoraもありますが、あまり利用している人は多くないみたいですね。

 

「質問サイト」というよりも、「質問への回答」という形式で自分の専門的な知識や、興味深い体験などをシェアするプラットホームだと理解した方がいいですね。Yahoo知恵袋とはあまり比較にならないくらい質が高いです。

 

11、今日頭条

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5億人以上のユーザーを抱えるニュースサイトです。

 

ニュースサイトをうたっていますが、 個人が書いた記事が非常に多く、信ぴょう性の低い記事や、不安を煽るような記事が多いので私はほとんど利用しません。「搜狐」も同じようなサービスです。

 

 

音楽聞くなら

 

12、網易雲音楽

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 13、QQ音楽

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この2つのアプリに「虾米音乐」というアプリも加わって、音楽アプリ3巨頭みたいになっています。サービスに特に目立ったちがいがあるわけではありません。

 

基本的に世界中のほとんどの音楽を無料で聞くことができてしまいます。かなりマイナーな国のマイナーな曲まで見つかります。

 

近年の音楽については中国でも著作権制度の整備が進んでいるため、この3つのうちのどこかが著作権を買い取ることになります。なので、最新の音楽を楽しみたい人は3つともインストールして使い分けているみたいです。

 

でも残念ながら、どれも中国国内のネット環境でしか利用できません。著作権環境が全然ちがうので。

 

網易雲はUIがすばらしい。曲の再生画面はかっこいいし、一曲一曲に書き込まれたみんなのコメントを閲覧することもできます。

 

 

動画見るなら

 

14、騰訊視頻

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15、優酷(Youku)

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16、愛奇芸(iQIYI)

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こちらも音楽アプリ御三家のように、動画アプリ御三家を形成しています。どれも中国のIT業界では比較的古い存在ですが、それぞれがサービスにブラシュアップをかけて生き残りに必死になっています。

 

御三家はYoutubeと比べて広告が多いのがツッコミポイントです。「10秒の動画を見るのに1分の動画を見せられるってどういうことだ!」みたいな話がよくネタになります。

 

月300円くらいで会員に入るとCMが減ったり、映画やドラマをダウンロードできるようになります。

 

決してヘヴィユーザーではない私の個人的な感想だと、騰訊は重たくて、優酷は見れる作品が多く、愛奇芸は画質がキレイみたいな感じです。

 

 

17、豆瓣

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映画、ドラマや書籍などの評価サイトです。豆瓣は動画再生アプリではないのですが、動画と関係があるのでここにのせました。

 

中国のネット世界ではユーザーがみんな活発なのがいいですね。ここでは作品についてのみんなの点数と、普通のユーザーのコメントと、認可を受けたユーザーの専門的な評価とをそれぞれ閲覧することができます。上で紹介した動画サイトにも評価・コメントシステムはついているのですが、豆瓣のほうがより専門的で辛口な評価だからより参考になるんだそうです。

 

けっこうマイナーな本や映画であったとしても、カバーされています。海外留学勢や華僑ユーザーも利用しているため、大陸発禁映画や発禁本の感想なんかも読むことができます。

 

評価、コメント機能以外にも、自分の映画や書籍の好みにあったサークル内で交流ができたり、日記や文章を書いてアップすることもできるなど、様々な機能をそなえています。中には数十万人のフォロワーを持つユーザーもゴロゴロいるほど。

 

18、Bili Bili

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動画御三家の凋落がささやかれるなか、今もイケイケに伸びている動画サイトがこの「BiliBili」です。なんだよニコニコ動画のパクリかよ、という時代はとっくに終わっています。2018年にナスダックに上場するなど、会社の成長スピードがすごく早いです。

 

とくに海外のYoutuberのような、個人で動画を作成するup主が、中国国内ではBiliBiliに作品をアップロードしているようです。

 

初期のBiliBiliでは日本のアニメや海外ドラマの転載などが活発だったようですが、近年評価が高いのは、個人up主が制作している学習コンテンツです。

 

経済について、物理について、絵の描き方、外国語の学習、動画編集のやり方、アドビ製品の講座なんかをupしているユーザーがたくさんいて、わかりやすく系統的に学べるようになっています。 

 

19、抖音(TikTok)

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こちらは日本でも「TikTok」として輸入されてきました。個人が撮れるショートムービー産業を爆発的に世界中に広めました。

 

日本でも大流行りしていることからわかるように、中国でも老若男女幅広いユーザーを集めています。中国の列車やバスの車内で、イヤホンもつけずに大音量で動画を見ている人はたいていこれを再生しています。

 

あまりにも中毒性が高いため、自らアプリを削除する人もたくさん出てきています。時間ばかり奪われるだけで、見たあとに虚無感以外は何も残らないというのが理由だそうです。

 

 

20、快手

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こちらは中国に数多くあるライブストリーミングアプリのひとつ。

 

日本だとイメージしづらいかもしれませんが、中国では現在、ライブストリーミングが従来の産業構造を破壊するほどの勢いで勢力を伸ばしています。

 

快手はこれまでネット社会に受動的にしか関わってこなかった農村部のユーザーを一気に取り込み、編集のいらないライブ配信で農作物を売る、魚を売る、特産品を売る、宝石を売るなどなど、生産者と生産物を生で見ながら買い物ができるということで大人気のサービスになっています。

 

こうしたライブストリーミングのせいで、ミャンマーとの国境付近にあるヒスイ市場まで破壊されつつあるそうです。

 

地図アプリ

 

21、高德地図

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22、百度地図

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中国オンライン地図業界の2大巨頭です。

 

高德のほうが農村部に強いとか、百度のほうが更新が早いとかいろいろ言われますが、どれも細かなちがいなので、好みの問題でしょう。

 

私は百度地図ユーザーですが、ナビ機能についてはグーグルマップよりも優れていることを認めなければいけません。まず動きが軽くてサクサクだし、バスや地下鉄の乗り継ぎ案内も正確きわまりない。自分の検索履歴もスイスイ出てくるので、グーグルマップよりもずっとスピーディに使うことができます。

 

グーグルはアメリカの企業なので、日本でのサービス展開には限界があるのかもしれません。

 

旅行、食べる

 

23、携程旅行(C-Trip)

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携程は飛行機、列車のチケット予約が主な機能のアプリです。

 

日本だと旅行会社やいろいろなサイトが林立していて、どこで買ったらいいのかよくわからない飛行機のチケットが、ここでは好みに合わせた検索で、ベストなプランを簡単に見つけ出すことができます。しかも手数料なし。

 

あらかじめ何かを印刷しておいたりとかいうめんどくさいことも起こりません。

 

充実した機能は痒くないところにまで手が届くほど。フライト情報からは飛行機の機種、飛行年数、飛行ルートとその天気が見れ、発着飛行場のデータからは当日発着便の定刻発着本数、キャンセル本数などなど。

 

私が一番好きな機能は、複数目的地の検索です。たとえば目的地を「日本」「東南アジア」「全世界」などざっくりとしたものにして、出発日も「4月から6月まで」などあいまいなまま検索して、いつ、どこへ行くのフライトが一番安いのかを調べることができる機能です。

 

携程は海外ユーザー向けに「Trip.com」というアプリも配信していて、最近日本でもCMが流れていました。世界中の列車のチケットなんかもこいつで予約できます。

 

チケット予約アプリはこれ以外にも「12306」「去哪儿」「美团」などがよく利用されていますが、私は断然携程派です。

 

24、美団(Meituan)

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美团とはいったい何をするアプリなのでしょうか。いま一番押し出している事業はウーバーイーツのようなデリバリー便です。中国の街中では美团の黄色いバイクが縦横無尽に走り回っています。

 

他にも列車や飛行機のチケットを予約、購入することができます。

 

旅先の宿を予約するのにも利用できます。

 

映画の座席も、近くにある映画館の中からちょうどいい時間帯の映画を探し出して予約することができます。

 

最近ではシェア自転車にも参入していて、従来からあったパイオニア企業を蹴散らしています。

 

いろいろと参入していますね。

 

フードデリバリーでは「饿了么」と共にしのぎを削ってしましたが、最近は心なしか美团の黄色いバイクの方が多くなってきた気がします。

 

25、爱彼迎(Air bnb)

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上海や杭州、北京などの取り締まりが厳しい都市では、外国人は普通の宿泊施設に泊まることができない場合があるので、そういうときはこういった海外のサービスを利用して宿を探せば確実に宿泊することができます。中国でもAir bnbに登録している部屋主はけっこういるので、とても便利でリーズナブルなので、私はよく利用しています。

 

26、摩拜单车

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シェアサイクルに乗るためのアプリの一つです。シェアサイクルは街中のいたるところに置いてあって、バスに乗るほどでもタクシーに乗るほどでもない、微妙な距離をカバーするのに非常に便利なのでよく利用しています。

 

最近では「滴滴」 「支付宝」 「美团」などの自転車がシェアを伸ばしています。

 

27、滴滴

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個人のタクシーをネットで配車するサービスです。ウーバーの中国版ですね。

 

どうしてもタクシーが見つからない場合などに重宝します。運がよければ依頼してからわずか2、3分で車に乗り込むことができます。

 

滴滴がサービスを開始した当初は、従来のタクシーよりも安く移動できるということで一気にユーザーを増やしましたが、最近はタクシーと同じくらいかむしろ高いことすらあるので、利用する機会が減りました。

 

最近ウィーチャットに滴滴の機能が装備されたので、わざわざこのアプリをダウンロードする必要もなくなりました。

 

ドライバーにとってはネット上の評価が命なので、滴滴は普通のタクシーよりも車内が綺麗で接客態度もいいです。

 

 

その他

 

他にも無数のアプリがあるので、ここに列挙していきたいと思います。 

  

ラジオやpodcastといえば「喜马拉雅fm」「蜻蜓fm」(ラジオはリスニング練習にいいかも)

 

それから医療関係では「平安保険」が普通の保険会社の範囲を超えた画期的な健康サービスをアプリ上で展開しているみたいです。

 

あとは「騰訊会議」「釘釘」は大人数でスムーズにライブチャットすることのできるアプリ。今回の新型コロナウイルスの影響で、小中高大学生から社会人まで、数億人が利用するサービスとなりました。

 

そして中国で愛され続けているオンラインゲームは「League of Legends」に「荒野行動」。

 

物流、宅配便の分野では「菜鳥」が爆発的にシェアを伸ばしているようです。

 

 

まとめ

 

以上になります!

 

こうして見てみると、次々と生まれるサービスが合併や買収を繰り返し、最終的にテンセントやアリババ、美团などの巨大企業がどんどん膨れ上がっているのがわかります。

 

こうした企業はほぼ無制限の資金を要しているため、どこかにビジネスの突破口が見つかると、一瞬にして一級品のサービスを作り上げてしまうスピード感があります。

 

また、ここで紹介したのは、私が知っている範囲のアプリなので、すでにかなり普及しているものや、市民権を得てからしばらく時間が経過しているものばかりです。これ以外にも無数のアプリが日々開発されては拡散され、注目を集めています。

 

中国は日本ではあまり見ることのできないスピードで社会が変化して行くので、こうして観察していると戦国時代みたいで壮観です。