2019-01-01から1年間の記事一覧
こんにちは! みなさんは、厦門って都市、聞いたことありますか? 日本から厦門に遊びにきた人に聞くと、厦門は街がよく整備されていて本当にきれいー、という声をよく耳にします。 確かに清掃はよく行き届いているし、ゴミもほとんど落ちていないし、街のい…
こんにちは。 今回もよりによって唐辛子の話です。あまりにもホットな話題なので、ついつい。 さて、大部分の日本人は「辛い中華料理」と聞くとやはり四川料理を思い浮かべるのではないかと思います。 多くの中国人も同じ発想をします。地元の四川人たちも、…
作家の開高健は、以前こんなことを書いていました。「最近、暇さえあれば中華料理のメニューを取り出して見て、ずらっと並んだ漢字を眺めては、いろいろと想像をふくらませるのが楽しい」と。 たしかに中国へ行くと、写真付きのメニューを見かけることってあ…
今回もGoogle Map で中国を眺めていきます。 甘粛省天水の棚田地帯 どうしてこんな地形になってしまうんだろう
四川省ガンゼにある色達五明佛学院。標高3600mのチベット高原の谷間に数千人の学生が住みこみ、仏の道を学ぶ チベットの中心都市ラサの街。左側に見えるのは7世紀に建立された世界遺産の大昭寺
中国へ旅行に行って、昔ながらの古い町並みを散策してみたい!という人は多いかもしれません。 でも、現在の中国では、大きい都市へ行っても小さい都市へ行っても、どこへ行っても高層マンションがにょきにょきと林立しています。 観光地へ行けば、それなり…
われわれ日本人が中国語を学習する上で、ひとつ絶大なアドバンテージがあります。何のことだかわかるでしょうか? そうです、漢字がわかることなんです。 初めて中国語を勉強する外国人は、みんな「一」「二」「山」「川」などの簡単な漢字から勉強を始める…
中国へ行くと、当たり前ですが、看板が漢字だらけです。 同じ漢字を使っているとはいえども、意味が違うことも多いので、読んでわからないとやっぱり不安になりますよね。 ただし、読めないのは簡体字に慣れていないだけ、という場合もあります。コツさえつ…
海外旅行へ行くとなるとやはり、その国の治安や安全について気になりますよね。 中国の治安について、皆さんはどういうイメージをお持ちでしょうか。あまりいいイメージはないかもしれません。 中国で暮らして4年目になる私の感覚から言わせていただくと、…
小話です。 最近唐辛子のことばかり書いているのですが、残念ながら今回もまた唐辛子に関する話題です。このままでは唐辛子ブログになってしまいますね。 修学旅行の引率を担当する 以前、湖南省の中学生が福建省へ修学旅行にやってくる、ということで引率を…
前回の記事では唐辛子が中国へと伝わってきた歴史についてご紹介しました。 意外なことに、唐辛子が中国の一部地域で食べられ始めたのが今からおよそ300年前で、その周辺地域に広がり始めたのが約200年前、中国の広範囲に広まり始めたのが今からたった…
「中華料理!」と聞くと「辛い!」という味覚が反射神経的に頭に浮かぶのではないでしょうか。 でも、中華料理ってどうして辛いのでしょうか?少し考えてみると、これはとっても不思議でとっても興味深い問題であることに気がつきます。 ご存知の通り、唐辛…
中国で食べられているお肉と聞くと何のお肉が思い浮かぶでしょうか? 蛇肉とか、犬肉とか、トリッキーなお肉が思い浮かぶかもしれません。 今回は中国ではどんな種類のお肉が食べられているのかをまとめてみました。挙げて行ってみると、思いのほかすごい数…
今から約2200年前の紀元前221年、中国西部の黄土高原からやってきた秦王朝が戦国諸国を次々に合併し、数百年に及んだ春秋戦国時代に突然の終止符を打ちました。 「中国は統一できる」というこれまで誰も思いつかなかったことをやってのけたのが秦の始…
中国。すごくオープンなのに閉ざされているように見えてしまう国。 中国。閉ざされているようでいて実はかなり開けっぴろげな国。 広大な国土に無数の山岳と河川が入り乱れている中国ですから、私も初めて中国へ来たときにはこの広い大地をどのくらい旅行で…
なかなかの難題でございます。 私も始めて中国へ旅行へ来たときには、よくわからないまま万里の長城で「筆」を購入した記憶があります。もしかすると一番買わなくてもいいものを買ってしまったのかもしれません。 また悩みに悩んだあげく、シルクを買わなけ…
こんにちは。 みなさん、フルーツ食べてますか? 実は、日本で今食べられているフルーツはほとんどが外国から持ち込まれたものなんだそうです。 日本にもともと自生していたフルーツって柿くらいしかなかったらしいですね。 さくらんぼや桃なんかも中国から…
広西壮族自治区中部に位置する大化瑶族自治県からバスに揺られること1時間あまり。 ポコポコ山に囲まれた六也乡という街へたどり着いた。地図で見る限り、この辺りのポコポコ山々はこれまで見てきた山の険しさとはまるでレベルが違うようである。
前回記事: namashibori.hatenablog.com 目を開けると空が白くなり始めていた。空気がひんやりと冷たい。 誰か人に見つかる前に行動を開始しようと、寝ていた砂山を後にして歩き始める。 前日の夜、スマホの電池がなくなってしまったので、どこかで充電がし…
前回記事: namashibori.hatenablog.com 河の水が地下になだれ込む光景を堪能した私は、転がっていた牛の頭蓋骨をあとにして、干上がった川の川床を進んでいった。 ところどころに深さ数十メートルの裂け目がクレバスのように口を開けている これをずっと進…
前回記事: namashibori.hatenablog.com 中国南部、広西壮族自治区中部にあるポコポコ山岳地帯に囲まれた都安瑶族自治县で腹ごしらえをすませた私は、現在発見されている地下河川の中で中国国内最長と言われているある河川を見に行くことにした。 雑誌『中国…
前回記事: namashibori.hatenablog.com 翌日の朝、河池市のバスターミナルについた私は、100kmほど南に離れた都安瑶族自治県へ向かうチケットを購入した。 「普通話を話しましょう」という注意書きの前で地元の方言をかたくなに押し通す、中国らしい微笑…
4月某日、私は貴州省南部の山奥にある侗族のおじさん宅をあとにして、一路南下し,おとなり広西壮族自治区北部の河池市を目指した。 何をしに行くのかというと、ただあのへんの地形を観察しに行くだけなのである。実はここ最近ずっとあの辺の地形が気になっ…
前回の記事では、先生や教科書に頼らない中国語の学習方法として、中国のテレビ番組を見ながら勉強する方法をおすすめしました。 中国では全てのテレビ番組に中国語の字幕がついているために、中国語を勉強したい外国人とってはすごく優しいんですね。もしも…
近年ますます交流が盛んになってきている日本の隣国、中国。これだけ交流の機会が増えていることですし、中国語を勉強してみようかなと思い始める方も相当多いのではないでしょうか。会社で上司から中国語をやるように言われた、という方もいるかもしれませ…
中国語を勉強し始めてかれこれ7年になってしまいました。途中勉強しなかった期間も2、3年あるのですが、これまでかなりの部分を中国語に費やしてきたことになります。 現在は中国の大学で「中文系」という専門に通っています。中国文学や中国の言語学など…
11月に入りました。 一波、また一波と押し寄せる寒波によって、中国の秋はぐんぐんと深まっていきます。 北京の最低気温が間も無く氷点下を割ろうというこの時期に、中国北部の人々は毎年やってくる「あるもの」を待ちわびて、ワクワクそわそわし始めます。…
前回記事では中国の大気汚染が発生しやすい地域について紹介しました。汚染は主に中国北部で発生していて、中国南部はほとんど影響がないことをお伝えしました。 今回は実際に中国北部で一冬暮らしてみたみた感想と、冬の中国北部を訪れる際の大気汚染対策に…
10月に入り、24節気の「寒露」を過ぎる頃、海洋からはるかに遠いモンゴル高原の大気は急激に冷やされ、数週間おきに南下を繰り返します。まるで打ち付ける波のように中国大陸を洗い、夏の湿った空気を南に押し返し、大陸は急速に気温を落としていきます…
ある日のこと、カナダで1人の青年が中国文化に興味を持ち始めました。どうしても中国語を勉強したいと思っていたところ、ちょうどアルバイト先の書店の店主が中国系だったので、どうか中国語を教えてもらえないかとお願いしました。 「いいだろう。ただし、…