しぼりたてチャイナ

何かとディープな中国の知られざる魅力を、無限に生しぼりしていくブログです

中国のおいしい食べもの

福建省からロシアを目指して北上する旅 1日目 中国グルメの天文学的奥深さ

2019年の夏休み、、 普段からよくつるんでいるLくんと、長期間の旅行へ行くことになった。 生まれも育ちも福建省であるLくんは、これまで福建省から外へ出た経験が、ほぼないらしい。(小学校のときに将棋大会で江蘇省に行ったことはある) ふだんから…

【中華料理の中国語】メニュー解読に挑戦!「沙县小吃」2

中華料理のメニュー解読第2弾です! 前回記事: www.shiboritate-china.com 本日解読するメニューはこちら。 どどん 前回紹介したアモイ市にある小さなお店、「沙县小吃」屋さんのメニューの続きを解読していきます。 「小吃類」「炖罐類」「主食類」の3つ…

中国最北端の村を目指して 3  中国東北料理「地三鮮」

前回の記事: 中国最北端の村をめざして 2 寒すぎて列車の窓ガラスが… - 限りなく原汁に近いチャイナ ハルビンに到着した。 ここでもマイナス18度くらいなので充分寒いのだが、ハルビンはまだまだ北端にはほど遠い。ここからさらに鉄道に乗って北上して、…

この1年でだんだんと世の中に認知され始めた 四川料理を超える地獄の激辛中華料理のちびるくらいこわい話

こんにちは。 今回もよりによって唐辛子の話です。あまりにもホットな話題なので、ついつい。 さて、大部分の日本人は「辛い中華料理」と聞くとやはり四川料理を思い浮かべるのではないかと思います。 多くの中国人も同じ発想をします。地元の四川人たちも、…

【中華料理の中国語】「沙县小吃」全メニュー翻訳に挑戦!

作家の開高健は、以前こんなことを書いていました。「最近、暇さえあれば中華料理のメニューを取り出して見て、ずらっと並んだ漢字を眺めては、いろいろと想像をふくらませるのが楽しい」と。 たしかに中国へ行くと、写真付きのメニューを見かけることってあ…

激辛で知られる湖南省の中学生がゼロ辛で知られる福建省へ修学旅行にやってくるとこうなる

小話です。 最近唐辛子のことばかり書いているのですが、残念ながら今回もまた唐辛子に関する話題です。このままでは唐辛子ブログになってしまいますね。 修学旅行の引率を担当する 以前、湖南省の中学生が福建省へ修学旅行にやってくる、ということで引率を…

そもそも中華料理って辛いの?問題

前回の記事では唐辛子が中国へと伝わってきた歴史についてご紹介しました。 意外なことに、唐辛子が中国の一部地域で食べられ始めたのが今からおよそ300年前で、その周辺地域に広がり始めたのが約200年前、中国の広範囲に広まり始めたのが今からたった…

中華料理はなぜ辛いのか?実はせいぜい200年程度しかない辛ーい中華の歴史

「中華料理!」と聞くと「辛い!」という味覚が反射神経的に頭に浮かぶのではないでしょうか。 でも、中華料理ってどうして辛いのでしょうか?少し考えてみると、これはとっても不思議でとっても興味深い問題であることに気がつきます。 ご存知の通り、唐辛…

蛇肉?犬肉?中国でよく食べられる動物のお肉まとめ

中国で食べられているお肉と聞くと何のお肉が思い浮かぶでしょうか? 蛇肉とか、犬肉とか、トリッキーなお肉が思い浮かぶかもしれません。 今回は中国ではどんな種類のお肉が食べられているのかをまとめてみました。挙げて行ってみると、思いのほかすごい数…

ラーメン餃子チャーハンセットの源流をめぐる冒険

前回記事: 日本の中華料理屋さんの中華料理は本場の中華料理と味が違う説ーーに対する反対説 - しぼりたてチャイナ 前回の記事では、これまでに日本で受け入れられてきた中華料理の品目について、地域ごとに見ていきました。 しかし、あろうことか日本の中…

日本の中華料理屋さんの中華料理は本場の中華料理とは味が違う説ーーに対する反対説

中華、好きですか。 中華料理、みなさんはどれくらいの頻度で食べていますか? 異国の料理であるとはいえ、私たち日本人の生活にとって中華料理はとても身近な存在です。 家でさっと炒めて作れる手軽さ、そして日本じゅうどこへ行っても見かけることのできる…

中国・福建省の市場で納豆を発見してしまった

2018年の2月、この年の旧正月を、福建省東部にある、古田県という場所の友人宅で過ごさせてもらった。 合計でおよそ7日間くらい居候させてもらったのだが、ある日のこと、鎮の市場(日本でいうと村に当たるか)を一緒にプラついて、何か珍しいものがな…

そこまでするか「中国十大残酷料理」

ご存知の通り、中国は食の宝庫です。 ここでは、薄味が食べたい早朝も、辛いものが食べたい金曜日の夜も、甘いものが食べたい午後も、それぞれ極められた理想の料理を見つけることができるでしょう。 肉を毎日食べたい人も、野菜を一生食べたい人も、海鮮し…

煮えたぎる火鍋  成都 VS 重慶 四川盆地の赤き戦い

赤く煮え滾る油、舌を刺す辛さ。中国人が愛してやまないアブラ料理、火鍋とは。

中国で牛のウ○コで作った鍋「牛瘪」を食べてみた。 

世界がこれだけ広ければ中国もまた広し。 中国各地にはまだまだ世の中に知られていないような面白い文化習慣がそこらじゅうにザクザク眠っています。 今回はその中でも特に私の興味をそそる「牛瘪」(ニウビエ)という、牛のウンコ鍋についてご紹介します!

偉大なる中華料理ー「中国四大料理」は日本人の概念!?

日本の「中国四大料理」と中国の「中国四大料理」は違う!